Moving to Phuket

移住生活 10ヶ月目 ホテル開業しました
MENU

アンドラ公国へ行こう!ピレネー山脈に隠されたお買い物天国

f:id:bacchus--dionysos:20161207002017j:plain

フランスとスペインの国境にはピレネー山脈が連なります。文字通り、ピレネーの山々が国を分けています。そんな山脈の中に小さな国が存在するのをご存知でしょうか。それがアンドラ公国です。

今回はそんなアンドラ公国の国情報や観光情報をご紹介します。 

アンドラ公国 

f:id:bacchus--dionysos:20161207002410p:plain

国情報

アンドラ公国の位置

f:id:bacchus--dionysos:20161207002641p:plain

フランスとスペインの境目。バルセロナのほど近くにアンドラ公国はあります。

アンドラ公国の面積と人口

アンドラ公国はたったの468㎢!

国土の広さランキングでいうと193位という非常に小さな国です。

日本で例えると石川県金沢市愛媛県宇和島市とほぼ同じ広さです。

人口は79000人!

2016年のテイラースイフトのライブの観客が8万人集客しました。
ライブ会場に集まった人数より少ない人口なんですね。

アンドラ公国の宗教

その立地から国民のほとんどはカトリック系キリスト教徒です。

アンドラ公国の歴史

アンドラ公国の起源は今から1200年前、西暦800年ごろまで遡ります。

ヨーロッパ、西暦800年のクリスマスに何が起こったかご存知ですか?これを知っている人は結構な歴史オタクだと思います。

カール大帝(シャルルマーニュ)の西ローマ帝国の戴冠です。

この頃、スペインのあるイベリア半島はジブラルタル海峡を渡ってきたイスラム教徒により占領されていました。

カール大帝率いるフランク王国とそのイスラム教徒たちはピレネー山脈あたりで激しく小競り合いを繰り返していました。

有名なエピソードで言えば『ローランの歌』カール大帝の甥であるローランが国を守るために命をかけて戦うエピソードを詩にした叙事詩です。

ちなみにこの時代、南フランスで『宮廷吟遊詩人』が生まれます。まさに宮廷文化が生まれたのがこの時代。ロマンがありますねー。

話をアンドラ公国に戻します。

西暦803年、カール大帝によりウルヘル伯爵にこの土地が与えられ、守護を命じました。それがこのアンドラ公国の起源です。

その後、フランスの国家元首(国王や大統領)とウルヘル司教が共同統治するという形を取ってきました。

なかなか特殊な国の成り立ち方ですね。

アンドラ公国のビザ情報

アンドラ公国へ行く際は90日以内の滞在であれば査証(ビザ)は必要ありません。

ちなみに空港がないのでスペインかフランスから陸路越境でしか入国できません。

アンドラ公国への行き方

国内には空港はありません。
最寄りの空港はフランスのトゥールーズスペインのバルセロナです。

どちらの空港からも長距離バスで3時間ほどかかります。

アンドラ公国の治安

治安面に関する心配は全くありません。フランスやスペインから家族連れで観光に来る人たちの多さたるや。

それだけ安心して連れて来ることができるとても安全な国です。

アンドラ公国の観光地3選

お買い物天国アンドラ・ラ・ベリャ

f:id:bacchus--dionysos:20161207002017j:plain

アンドラ公国の首都アンドラ・ラ・ベリャ。

ここはなんとお買い物のメッカ。一部無税なので、近くに住んでいるフランス人やスペイン人が週末こぞってお買い物にきます。

化粧品やお酒、たばこに限らず宝石屋、ブランド物まで免税。それを目的に遊びに来る人も多いため、どんどんお店が増えていきました。

フランスのスーパーとスペインのスーパーが軒を並べるのは世界でもここだけです。

世界遺産マドリウ・ペラフィタ・クラウ渓谷

f:id:bacchus--dionysos:20161207010932j:plain

こんな小さな国にも世界遺産があるんです。

この渓谷はピレネー山脈の自然とこの山中で暮らしてきた人々の700年に渡る歴史が世界遺産に認定されました。

これ!といった見どころ!という感じではないのですが、ピレネーの険しい山々の中に素朴な生活を営んでいたんだなぁと牧歌的な雰囲気を楽しむことができます。

サンタ・コロマ教会

f:id:bacchus--dionysos:20161207011442j:plain

歴史の紹介のところでも少し触れましたが、この辺りはカール大帝が守護をしていました。

スペイン全体にはイスラム教徒が入ってきたため、多くの教会が破壊されてしまいましたがこの辺りは古い古い教会が破壊されることなく残されました。

というか、ヨーロッパ全体を見回してもここまで素朴な教会が今の時代まで残されているところは非常に珍しいです。

アンドラ公国にある最も古い教会、サンタ・コロマ教会は有名な建築様式『ロマネスク様式』より古い『プレ・ロマネスク様式』で9世紀ごろ建築されました。

私も結構ヨーロッパを回りましたが、ここまで古い様式の教会建築は非常に珍しいです。建築に興味がある方はぜひバルセロナから足を伸ばしてみてほしいですね。

 

 アンドラ公国のお祭り

アンドラ公国の首都アンドラ・ラ・ベリャのお祭りです。

『村祭り』ということで、中世の音楽とともに大きな人形を躍らせるお祭りです。

毎年8月の第1土曜日から3日間の開催されます。

このお祭りのために〜というのはなかなか行かないと思いますが、もしその時期この周辺を旅行されるのであれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

ガイドブック・書籍

より深くアンドラ公国を知るために

タイトルはアンダルシア(スペイン)となっていますが、実際の舞台はアンドラ公国なんです。

リンク

旅行記(アンドラ公国情報がまとめられています)

日本人が知らない国:アンドラ公国 | 毎日が日曜日〜Every day is Sunday〜

 

さいごに

あまり日本人には知られていないアンドラ公国。山の中に歴史ある小さな国が潜んでいるというのはルパン三世のカリオストロ城を思い出しますね。カリオストロも確か金融や観光が主な産業だったと思います。

この国だけを目的としてヨーロッパまで行かれる方は少ないかと思いますが、バルセロナやトゥールーズまで行かれる方はぜひお立ち寄りください。

すこしでも参考になれば幸いです。