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移住生活 10ヶ月目 ホテル開業しました
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バックパッカーがゲストハウス経営に向いていない4つの理由

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ホテルをはじめて3ヶ月が経ちました。リノベしてバックパッカー用のドミトリーも完成。ローシーズンに入りましたが、なんとかやっていけそうです。

さて、今回はいろんな人を敵に回しそうなタイトルですが、ちょっと思ったので書いてみたいと思います。

今回の記事がゲストハウス経営を考えている人にとって参考になれば幸いです。

 

バックパッカーからの相談

 『世界中旅してまわって、いろんなゲストハウスやホステルを見てきた。だからより良いゲストハウスが作れる。そして、人と交流するのは好きだし得意だ。だからゲストハウスをやろうと考えている。だから話を聞かせてくれ』

 

こういう人多いです。

 

『すごいですねー。頑張ってください』

 

完。

 

…だと記事にならないので掘り下げて見ましょう。

 

個人的にこういう人はホテル・ゲストハウス経営難しいと思います。

なぜそう思うのか、まとめてみます。

 

 

  1. リサーチが足りない
  2. ダウンサイドリスクを考えていない
  3. 数字感がない
  4. ワークライフバランスの想像が足りない

 

リサーチが足りない

ゲストハウスをやろう。この場所が好きだから!いいと思います。

そう思い立った瞬間から色々と調べなくてはいけないことがたくさんあります。

例えば、ビザや会社登記、不動産、税金、弁護士などなど。

ここまでは基本の基本。

 

その観光地への渡航者数や国籍、行動傾向、消費行動、滞在日数、シーズナリティ。

ここら辺からホテル・ゲストハウスを行う上での必要なリサーチになってきます。

 

そういうリサーチ結果、どういうゲストハウスをやるか決まると思います。

あそこにはゲストハウスがないからやろう。なんていうのは大抵失敗します。

なぜないのか。ニーズがないからです。

今高級リゾートしかないから、ゲストハウスを作れば新しい顧客層を取り込める?

ゲストハウス1軒にそんな力はありません。高級リゾートに行きたい人は高級な体験をしたい人が来るんです。無理にニッチなところを狙うのは難しいですよ。

ダウンサイドリスクを考えていない

これまで聞いてきた中で、ゲストハウスがうまくいかなかった時のことまで考えている人はあまりいませんでした。

 

バックパッカーの人たちは身一つで色々なトラブルをくぐり抜けているせいか、なんとかなるさ!って人たちが多いです。

もちろん、素晴らしい性格です。ただ、経営者になるにはちょっと心配な性格です。

リサーチにも関わってきますが、不動産の流動性までリサーチしている人は流石だなと思います。

数字感がない

こんなコンセプトで〜こんなデザインで〜こんなテイストで〜。

話の中心はだいたいこれです。

話を聞いているとずいぶんコストがかかりそうだなァと思います。そのコストを回収するのにどれくらいスパンで考えているんでしょうか。

どれくらいの投資に対してどれくらいの利回りが出るのか。回収期間はどれくらいなのか。

ここまで来ると完全に経営者!って感じですが、だって経営者になるんでしょ?

 

ワークライフバランスの想像が足りない

学生バックパッカーを除いて大人でバックパッカーやっている人って大体日本のハードワークが嫌でって人が多いです。

ただゲストハウスって結構ハードワークです。人件費削って自分でフロントやったりした日には1日24時間拘束ですよ。お客さんと交流も毎日になるとちょっと大変。大体会話が2、3パターンになってきます。

海の目の前でのんびり生活をしたいのに、海を片目にハードワークなんていう残念な環境になってしまうかも。

 

 

結論:ビジネス的な観点が足りない

この記事を書きながら、これらの理由を考えていたら共通点が見つかりました。

それはビジネス的な観点が足りないということです。

 

海外放浪の夢の延長線上で考えるので、趣味と実益が一緒になっている様に思えるかもしれませんが、実際のところは純粋に商売でありビジネスです。ドライに考えすぎてしまうと面白くないかもしれませんが、これが現実ってやつですね。

逆に考えれば、ビジネス的な感覚を持ってゲストハウス運営をすれば、海外移住のいい足がかりになると思います。

よい海外生活を。

 

 

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