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ゲストハウスとクラウドファンディングの相性のよさについて

今回はゲストハウスとクラウドファンディングの相性のよさについて記事を書きたいと思います。

実は今、プーケットで2軒目のゲストハウスをしようか悩み中。
諸事情で半ば諦めたのですが、現在ちょっと考え直しています。

諸事情のひとつが、マーケティング戦略の難しさ。
その悩みや難しさについて、詳しく説明したのがこちらの記事です。

プーケットで1年間ゲストハウスを経営してわかったこと、大公開!

この記事の中の『マーケティングによるゲストハウスの単価』に書いているのですが、特化型マーケティングはリーチが難しいということを書きました。

そんな問題を解決してくれそうなのが、クラウドファンディングです。そのことについてつらつら考えてみたら、クラウドファンディングとゲストハウスの相性の良さが見えてきたので、その相性のよさについて紹介します。

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングはもう一般的な知名度を得ているのかもしれません。

インターネットでプロダクト(商品)などのアイディアやプロトタイプを発表し、株式や特定の投資家に頼らない資金調達の方法をクラウドファンディングと呼びます。

クラウドファンディングの特徴とは?

クラウドファンディングの特徴ひとつめ:小口投資

クラウドファンディングの一つ目の特徴は一口が小口であることです。目標金額が、数百万円であったとしても、一口数百円〜数千円で投資することができます。

株式投資や不動産投資、事業投資の一口と比べてとても安価です。そのため、投資に対する障壁が非常に低いと言えます。

それこそ、親の許可さえあれば、子どもだって気軽に投資することができます。

クラウドファンディングの特徴ふたつめ:リターンを自由に設定できる

クラウドファンディングのリターンはお金に限定されません。投資してもらったプロダクトであったり、サービスであったり、呼びかけた資金調達する側が自由に設定することができます。

募金型といわれるクラウドファンディングを例にあげます。

アフリカに孤児院を作りたい。そのリターンに孤児院の子どもの手紙を送る。

これも社会貢献系の立派なファンディングです。

クラウドファンディングの特徴みっつめ:お金でなく夢に投資する

先ほどの例をまた取り上げます。

アフリカの孤児院を作りたい。そこに投資する目的は子どもの手紙が欲しいから…ではありません。あくまでもアフリカに孤児院を作ることで、貧しかったり、孤独な子どもを救いたい。その夢に投資をするのです。

結果的に、そのプロジェクトがうまくいく副産物として、手紙をもらうことができるということなのです。

また商品開発系のクラウドファンディングも似たような側面があります。商品開発系はリターンにその商品が来ることが多いです。なので、リターン重視な投資と思われるかもしれません。

しかし、つまるところ、こんな便利な商品が広く社会を便利にして欲しい。こんな便利なものが世の中をよりよくする。という夢に対して投資をしていると見ることもできます。

クラウドファンディングが投資家に与える影響とは

このみっつの特徴が投資する人に与える影響を見てみましょう。

クラウドファンディングの影響ひとつめ:当事者意識

もっとも大きい影響のひとつは、投資家における当事者意識です。

具体的に想像してみるとわかりやすいです。図とともに想像してみましょう。

最初はプロジェクトに対して投資しようか悩んでいます。この時は「プロジェクトvs.あなた」でしかありません。どういうプロジェクトなのか、どういうリターンを得ることができるのか。そこが重要です。

そして、あなたはプロジェクトに投資しました。

そうなるとあなたはプロジェクトがうまくいくために、資金調達がうまくいくことを願うようになります。なぜなら十分な資金調達ができない場合、そのプロジェクトはうまくいかない可能性があるわけです。

例えば友人に『こんな面白いプロジェクトがあってさ!よかったら投資してみない?』という話をするかもしれません。facebookで社会的意義を発信するかもしれませんし、ツイッターで拡散を狙うかもしれません。

プロジェクトがうまくいって欲しい。その気持ちから完全にプロジェクト側に立つようになります。

クラウドファンディングの影響ふたつめ:ロイヤリティー

当事者意識と密接に関わってきますが、ロイヤリティーというのも重要な影響です。

ロイヤリティーは直訳すると忠誠心という意味ですが、あまりうまい翻訳ではありません。どちらかというと『お気に入り』に近い意味です。

先ほどの例をまたあげると、アフリカのある国にある孤児院に投資したあなたが海外旅行へ行こうと思った時、アフリカのその国が思い浮かぶはずです。アフリカは遠いので、実際行くかどうかは別問題ですが…。

50人いたら1人くらい、自分が投資したことで出来た孤児院を見に行くかもしれません。それはアフリカの他の国より、その国が『お気に入り』だからです。

ロイヤリティーという言葉は航空会社やホテルでよく使われます。有名なのはマイレージプログラムやホテルの会員プログラムです。

航空会社でいえば、JALが好き・ANAが好き。というところから、ワンワールドが好き・スターアライアンスが好きというところまで発展していきます。マイレージの付与を通じて、お気に入りにしてくれればサービスしますよ。というのがマイレージクラブの本質です。

またホテルもSPGという世界中のマリオットグループで利用できる会員プログラムがあります。ホテル業界的にいえばOTA(booking.comやagoda、expediaなど)を通さず、直接予約してくれた方が嬉しいのです。

詳しくは、元ホテルの中の人が教えるホテルの予約サイトの賢い使い方 in 東南アジアで書いていますが、OTA経由で予約をすると予約手数料が大きく取られてしまいます。

だから会員になって、うちのホームページや会員プログラムを使ってくれれば、ホテルのアップグレードや無料宿泊を提供するよ!というのがホテルグループの会員プログラムなのです。

これは旅行業界に限った話ではありませんが、ロイヤリティーの奪い合いというのが激しくなっている今日この頃です。

ゲストハウスとクラウドファンディングの相性の良さ

クラウドファンディングについてわかったら、そろそろ本題。ゲストハウスとの相性の良さについてです。

これまであげた全てがゲストハウスとの相性の良さです。それぞれについて解説します。

小口投資であること

ゲストハウスははっきりいって、大儲けできる商売ではありません。私自身は銀行に融資のお願いにいったことがないのですが、多分相当きついことを言われそうです。

銀行は基本的にかつかつな商売にお金を貸したくありません。利息以上にきっちり稼いでくれないと困るわけです。その点宿泊業はリスクが非常に高いです。天変地異による風評被害で一発アウトですできることならそんなことがないのが一番ですが、いろんな可能性があることを忘れてはいけません。

今現在の事業計画が間違いないものかは、確約はできません。よく混同されがちですが、ゲストハウス経営は、ベンチャーではなく、スモールビジネスであることを忘れてはいけません。

ですので、資金調達は結構難しい問題です。その点、障壁が低い小口投資はゲストハウスとの相性がいいです。

リターンを自由に設定できる

小口投資と関わるところですが、リターンを自由に設定できる点もゲストハウスと相性がいいです。

いわゆる資金調達の場合、株式の譲渡というのが一般的です。その株の所有率によって配当を決めます。しかし、先ほども説明したように大儲けができる商売ではありません。資金調達の割合によりますが、投資してもらった分が多い場合、自分の取り分は限りなく少なくなります。

利益配分なので、社長の取り分をどう調整するかということになりますが、それは別個の話なので割愛します。いずれにせよ、資金調達の場合は、お金をリターンしないといけないわけです。

一方、クラウドファンディングの場合、リターンは自分で設定することができます。例えば、宿泊無料にするとか、周辺の名産物であるとか、そういったものをリターンにすることができるのです。

あまりにケチりすぎるとリターンとしての価値が低くなりすぎるので、バランスが難しいのですが、いずれにせよ、お金を持っていかれるよりはダメージが少ないのは事実です。

お金でなく夢に投資する

リターンの話と大きく関わるのですが、投資の目的がお金でないということは、投資を受ける側として、とても嬉しい反面、難しい面もあります。

ただゲストハウスをしたい人って基本的に夢を持っている人が多いです。『この場所にこんなゲストハウスを作ってお客さんに見てもらいたい、来てもらいたい』という夢がありきです。

その夢に賛同してくれる人を探すわけです。とても相性がいいと思います。

当事者意識

これはゲストハウスをやろうとする人にとってとても価値があることです。クラウドファンディングで投資を増やすということは一緒にゲストハウスを作ろうという仲間を増やすことなのです。

こんなところに、こんなゲストハウスをやろうとしてるぞ!応援しよう!

それはお金をもらって営業マン・営業ウーマンを増やしているということです。最高のマーケティングです。

ロイヤリティー

そしてその営業マン・営業ウーマンがお客さんとしても来てくれる。そして友人知人を連れて来てくれるのです。

ゲストハウスを作ったエリアや地域に来てくれるときは必ず来てくれるはずです。なんていったって、自分が応援してできたゲストハウスです。

あなたに会いに来て『どう?うまくいっている?』なんて話をしつつ泊まってくれます。なんていったって、一緒にゲストハウスを作った仲間ですから。

私はクラウドファンディングをするか?

さて、ここまでゲストハウスとクラウドファンディングの相性の良さを語って来た私ですが、今検討している2軒目でクラウドファンディングをするかどうかというと、ちょっと悩ましいところ。70%くらいクラウドファンディングしない方向です。

それはなぜかというと、ゲストハウスのクラウドファンディング案件のほとんどが日本国内であることです。大手クラウドファンディング企業にも相談してのですが、海外の案件は成約率がやや低いということです。

成功事例をよく調べてみると日本で対面の説明会を行ったり、地域の人に助けてもらったりと、アナログな部分もとても重要なようです。私自身、海外に住んでいるということもあり、日本に頻繁に帰るのは現実的ではありません。

あとは自分の拡散力に自信がないというところですね。

こういうのは人々に認知されてなんぼというところがあります。私自身、プーケット南国引きこもりなので、そこまで拡散力がありません。ツイッターもプーケット移住して始めたくらいです。

誰か拡散力がある人に表に立ってもらって、裏でグヘグヘ言っている方が性に合います。しかし、どこかのタイミングで旗振り役だったり、リーダーにならないといけないんだろうなぁと思っているのが30%くらいあるって感じです。

まとめ

ここまで読めばゲストハウスとクラウドファンディングの相性の良さはお分りいただけたかと思います。

もし今ゲストハウスをやろう!クラウドファンディングで資金調達をしよう!と思っている方はぜひトライしてみてください。ご連絡いただければ微力ながら投資させていただきたいと思います。…その途中経過や最終的な結果をがっつり観察しますが。

1人でもゲストハウス仲間が増えることを祈っています。

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